資格が欲しいが、
「何の資格を取得すればいいのかわからない」
と迷っている方へFP3級の取得をオススメします。
理由としては、以下の3点です。
- FP2級の資格対象になるから
- 将来性があるから
- 将来のために動くようになるから
また他の資格より合格率が高い傾向があるので、取得しやすい特徴があります。
FP3級はどのような知識が求められるのか、なぜオススメするのか具体的に紹介します。
取得することで必ず実生活にプラスになるので、最後までご覧ください!
FPの業務内容について
FPとは「ファイナンシャルプランナー」の略で、主な仕事内容はお金に困っている人の相談に乗ることです。
具体的には相談者にヒアリングをした上で、資産計画を立て具体的な解決策を提示するまでのサポートをします。
仕事の流れは以下のようになります。
- 相談者の悩み、なんのために資産を築きたいのか聞く
- 悩みを解消する、目標を達成するための計画を立てる
- 計画を提示して、アクションもアドバイスする
以上のように、相談者の理想とする未来を実現させるサポートをします。
お金に関する悩みは相談者により異なります。
例えば加入すべき保険や不動産投資で収益を得るために必要なこと、老後に関する資産形成など幅広いです。
そのためFPは保険・不動産・金融商品などで資産形成するための知識が求められます。
さらには相談者の悩みや目的をヒアリングするためのコミュニケーション能力や、達成するための計画を立てる問題解決能力なども求められます。
以上のように相談者の資金計画を一緒に考えるので、お金に関する知識や提案力などのコミュニケーション能力も大事です。
FP3級をオススメする理由
なぜFP3級の取得をオススメするのか理由を3つに分けて解説します。
FP2級の資格対象になるから
FP2級以上になると就職や転職活動などに有利になります。
なぜならFPの試験で問われるのは保険金、不動産ローン、保険の運用などお金に関する知識だからです。故にFPを取得することで、お金に詳しい人と認識されます。
そのため保険・不動産・金融業界などでは、FP2級の保有者を必要資格にしている求人があります。つまりFP2級を取得していることで優遇される傾向があると言えるでしょう。
ただし注意点としては、FP2級以上の話です。
FP3級は後述しますが、合格率が資格の中で高い特徴があります。
そのためFP3級の資格をアピールしても、あまり評価されない可能性が高いです。
まとめるとFPの資格で就職活動などで有利になるのは、2級以上です。
ただしFP2級の資格対象はFP3級を保有していることが求められます。
だからこそFP3級の取得はオススメです。
将来性があるから
FPの必要性は今後も増え続けると言われています
なぜならお金に関する悩みは多くの人が持っているからです。
内閣府の世論調査(令和1年6月)によると1年間で、「資産・貯蓄の面で満足しているか」の問いに、2,1%上昇していることがわかっています。今の経済の調子だと今後も増えることが予想できます。
さらに日本は高齢化社会で、定年退職する方も増えることがわかっています。
それに伴い、老後資金に関する悩み事も今より多くの人が抱えるでしょう。
そのためFPの必要性は今後も増していくと言えます。
将来のために動くようになるから
最後に進める理由は、FP3級を取得した私の実体験をもとに紹介します。
結論を言うとFP3級を取得したことで、将来を考えるようになり行動が変わりました。
当時の私は10年後までに家を買いたいと思っていました。
それを実現するには今の収入なら毎月いくら貯めるべきか計算が必要です。
そして月に必要な貯蓄額がわかったら、支出を管理したり投資をして収入を増やすようになりました。
具体的には
・家計簿を取り、お金の管理をする
・積み立てNISAで毎月の積み立て投資をする
などです。
このように将来の夢を叶えるために行動が変わりました。
資産管理をしようと思ったのはFPの勉強をして、資産管理の方法を知ったからです。
皆様もFPの勉強をきっかけに将来の目標を確認してみてはいかがでしょうか?
FP3級の試験内容について
試験は学科試験と実技試験の2つで構成されています。
実技試験の内容は主催する「日本FP協会」か「金融財政事情研究会(きんざい)」によって変わります。今回は「日本FP協会」が主催する試験について説明します。
出題形式
学科試験の出題数は全部で60問あります。
そのうちの30問は「正誤問題(マルかバツで選択する2択問題)」で、残りの30問は3つの選択肢から1つの正解を選ぶ「3択問題」です。
実技試験は面接などではなく、学科試験と同様のマークシート形式による20問の選択問題です。
出題分野
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
以上の6つの分野から出題されます。
合格率
FP3級の合格率は他の資格と比べて高い傾向があります。
そのため取得を狙いやすい資格と言えるでしょう。
最新の試験結果では80%以上も合格率が出ています。
受験申請
受験を希望するには、受験申請を郵送かインターネットでする必要があります。
詳しくは下記をご覧ください。
FP3級の合格するポイント
過去問で試験対策
FP3級で合格するには必ず過去問を解きましょう。
過去問を使うことで、出題形式や自分が解くのにどれくらい時間がかかるのか把握できるからです。対策不足で思ったより問題が多く、時間内に解けなかったことが起こらないように対策しましょう。
また過去問はネットでも手に入るのでいますぐ準備しましょう。
過去問を選ぶポイントは解説がついていて、最新版であること。
なぜなら解説がないとなぜその答えになるのか理解ができず、問題が解けないままになるからです。
また出題形式は数年ごとに変わる傾向があります。そのため最新の過去問で情報を取り入れましょう。
持ち物を忘れない
当日の持ち物は以下の5点です。
- 受検票:日本FP協会が発行する受検票
- 本人確認書類:顔写真付きの証明書(運転免許証、パスポート、個人番号カードなど)
- 筆記用具:HBの鉛筆またはシャープペンシルと消しゴム
- 計算機:※プログラム機能などがある計算機は不可
- 腕時計:※音声の出るもの、通信機能を有するものは不可
忘れた場合は当日の貸し出しはなく、計算機と腕時計に関しては指定のものがあるので気をつけましょう。
試験時間を守る
試験開始前に注意事項等の説明があるので、試験開始時間の20分前までに着席することが求められています。
そして重要なのが、開始時刻から30分遅れると受験できないことです。
仮に30分以内に間に合っても試験時間の延長はされないので、時間は絶対に守りましょう。
FP3級をオススメする理由のまとめ
FP3級に関する基本内容とオススメする理由を紹介しました。
オススメする理由としては、
- FP2級の資格対象になるから
- 将来性があるから
- 将来のために動くようになるから
の3つです。
取得することで資格の保有をアピールできるだけでなく、資産運用の知識がつき将来を考えるきっかけを与えてくれます。
また武器になる資格ランキングによると、FPが3年連続で2位に選ばれています。
実際に取得して満足している人は世の中に多くいるので、皆様も取得してみてはいかがでしょうか?
興味があれば、今すぐ申し込みましょう!